どうも、とおちゃんです。
先日下の子の学校行事で「二分の一成人式」というのがありました。
やることは知っていたのですが、保護者は参加できないのかと思っていたんですね。
それが1週間前くらいに下の子が招待状をくれて、そこに保護者も1名参加できますのでぜひいらして下さいと書かれていました。
このコロナ禍なので、てっきり保護者は参加できないものだと思っていたのでビックリです。
急に来てと言われても、その日仕事を休めるかわかりません。
上の子の時はコロナ前だったにもかかわらず、保護者を呼んでの会ではありませんでした。
当時の学校側の方針だったのでしょうが、その時は保護者からずいぶんクレームが上がってたみたいです。
みんな二分の一成人式を楽しみにしていて、子供達の成長を感じられる行事がなくなったのが納得いかなかったみたいです。
当時とおちゃんは離婚騒動真っ只中でそれどころではなかったのであまり記憶がないのですが、別に親が出なくてもいいんじゃないかなって思っていました。
そもそもとおちゃんの時代にはなかった行事だし、正直やる意味がわかりませんでした。
何となく親を喜ばすための行事でしかないのかなっていう印象です。
実際今回二分の一成人式をやるにあたって、幼い頃の写真の提出を求められました。
写真を使ってスライドを作成するとのことでした。
それから幼い頃のエピソードをいくつか聞かれ、それも新聞にまとめるみたいでした。
そういう作業をする中で、どうしても母親のことを思い出すし、親への感謝の言葉を書く欄があったのですが、他の子が両親に向けたり母親に向けての感謝の言葉がほとんどの中、下の子は「お父さんたち」に感謝していますって書いていました。
お父さんだけだとお母さんの存在を否定することになるし、お父さんお母さんって書くととおちゃんに悪いと考えて、悩んだ末に「お父さんたち」って書いたんだろうなってことが伝わってきました。
こういう行事はひとり親、特に父子家庭にとっては酷な行事ですよね。
母親に感謝する子はたくさんいますが、父親に感謝の言葉を書くのはうちの子だけだったんじゃないかな。
どんな気持ちで書いたのか考えると何だか申し訳なくなってしまいました。
それでもそういう行事にうちだけ出ないというのも嫌なので、仕事の都合をつけて参加してきました。
式では幼い頃の写真のスライドに合わせて将来の夢を発表しました。
下の子の夢は「アニメに関わる仕事に就きたい」でした。
保育園の卒園式では「パティシエになる」って言っていたのに、ずいぶん変わりましたね。
4年生ともなると夢も具体的になってきますね。
その後合奏と合唱をして終わったのですが、下の子の発表を見たり合唱を聞いたりしていると、何だか今までのことが思い出されてきて、特に辛かった頃のことがフラッシュバックして精神的に辛くなってしまいました。
おそらく過去を振り返って幼い頃の下の子を思い出したことで、同時に離婚当時のことが思い出されて辛くなってしまったのかな。
同時に下の子に対する申し訳ないという思いが湧き出てきてちょっと辛かったです。
下の子も10歳になり、ずいぶんと成長したと思います。
でも本当なら両親がいて幸せに暮らせる方が良かったに違いありません。
そう考えると辛い気持ちになりますが、下の子は泣き言も言わずに頑張っています。
とおちゃんにできることは、少しでも下の子が楽しく幸せを感じられるように、日々愛情を注いでいくことだけです。
二分の一成人式おめでとう!
とおちゃんねるでした。