【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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子供の才能を伸ばすにはどうしたら良いか。

どうも、とおちゃんです。

下の子の話なのですが、下の子は絵が上手で、小1の頃に学校で描いた消防車の絵がコンクールで入選したり、クラスの代表で選ばれて掲示されたりすることが多いんです。

漫画の絵を描くのも上手で、同じ学年の子の絵と比べても段違いに上手いです。

最近ではデジタルでも描けるようになっていて、アニメのキャラクターだけでなく、オリジナルのキャラクターを描いたりもしています。

絵は習ったわけではなく独学で、主にYouTubeを見て書き方を勉強しています。

学校が休校中だったり緊急事態宣言中は家にいることが多かったので、時間だけは腐るほどあったため、暇で絵を描いていて上達した感じです。

親の目から見ても上手いと思うので、将来漫画家とかイラストレーターとかになったらどうかと勧めているのですが、頑なに嫌がります。

じゃあ何になりたいのか聞いてみると、公務員がいいんじゃないとか言ってくるんです。

そんな才能がありながらなんで公務員になりたいのか理解不能です。

自分が公務員なのでなおさら勧めたくないのと、これからの時代クリエイティブな才能こそ重宝される時代であって、公務員なんか無くなる職業だよって言っても聞きません。

今小学4年生で、これからまだまだ伸び代があります。

今これだけ上手いなら、続けていけば大人になる頃にはめちゃめちゃ上手くなって、世に出しても恥ずかしくない絵が描けるようになるかもしれません。

親としては子供の才能は伸ばしてあげたいし、そのためにお金を費やしても構わないと思っているのですが、当の本人がやる気がありません。

絵画教室に行くか聞いても嫌だというし、漫画家やイラストレーターになるのも嫌だと言う。

なりたいものは公務員。

ああ、もったいない!

絵が上手い公務員なんて何の意味もないのに・・・。

 

実はとおちゃんも昔絵を描くのが好きで、中学の頃まではオリジナルの漫画を描いたりしていました。

クラスメイトにも好評で、将来は漫画家になりたいなんて考えたこともありました。

しかし高校に行ってその考えはすぐに消え去りました。

高校の同じクラスにとおちゃんよりもっと上手い奴がいたんです。

そいつがサラッと描いた絵がめちゃめちゃ上手くて、とおちゃんが描いていた絵が霞んで見えました。

明らかに自分より上の才能を目の当たりにして、これは勝てないって思いました。

上には上がいるわけで、中学で上手いと持て囃されていた自分は有頂天になり、絵が上手いと勘違いをしてしまっていた。

世の中には自分より上手いやつはいっぱいいて、自分には才能なんかなかったんだって気づいてしまったんです。

それから漫画や絵を描くのをパッタリやめてしまいました。

今思えばそこで奮起して続けていれば今頃絵で成功していたかもしれないのに、当時はずば抜けた才能を目の当たりにしたことで自分には無理だと心が折れてしまったんですね。

そこで誰かがとおちゃんの絵にも別の良さがあるって言ってくれたらまた違ったのかもしれませんね。

本当は誰かと比べることではなく、オリジナルな発想さえあれば絵がそんなに上手くなくても売れるものは作れるんですよね。

当時の自分はそれに気づくことができずに諦めてしまいました。

だから子供には自分の才能や能力を大事にしてほしい。

上には上がいるかもしれないけど、自分にしか描けないものだったり自分にしかできないことが必ずあるはずです。

親はそれを見つけて、その火を消さないように灯し続けられるようにしてあげることが大事なんだと思います。

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とりあえず下の子に対しては絵を褒めたりしているのですが、気が向いた時に描いている感じだし、あまり押し付けても意味がないので、うまく気持ちを盛り上げていこうかと思います。

最終的に決めるのは子供だし、自分のやりたいことをやるのが一番ですから、それを後押ししてあげられればいいかなと思います。

                

とおちゃんねるでした。

 

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