どうも、とおちゃんです。
いまだに志村けんが亡くなったことが信じられず、ショックから立ち直れないでいます。
なんていうか、自分の子供の頃から見ていたスーパースターなもんですから、それがいなくなるっていうのが信じられなくて。
昭和のスターが亡くなる度に、昭和が無くなってしまう感じがして、寂しい気持ちになるのですが、今回は特別に寂しくて悲しいですね。
最近というか40過ぎてから感じるのは、もう若くないんだなっていうことと、もう私の時代は終わったんだなっていうことです。
30代くらいまでは、いつまでも20代くらいの気持ちで、俺はまだまだやれるぜって思っていて、体力的にもまだまだ余裕があって、若い奴らには負けない自信みたいなものがありました。
40を過ぎてからなんとなく、自分はもう若くないんだなってことを感じ始めていて、なんだか疲れやすいし、怪我したらなかなか直らないし、体力的には顕著に落ちたことを感じます。
気持ちの面でも、もう20代の若者と競う気力もなく、親が子を見るような目で若者を見ています。
仕事においても若い頃はがむしゃらに無理したり、上司のやり方に不満を覚えたり、組織の体制に腹を立てたりしていましたが、今はそんなことにいちいち腹を立てる気力もなく、憤る若者を見て「若いなあ」という羨望と懐かしさを感じるくらいです。
確かに自分にも若い頃があって、仕事に対するやる気も、人生に対する希望もたくさん持っていました。
それが、結婚して子供ができて、日々仕事と子育てに追われて過ごすうちに、気づいたら40代になっていて、体力的にも精神的にも衰えを感じてしまい、若者をうらやましく思ったり、老後を心配したりしている自分に気づきます。
仕事だけじゃなく、テレビを見ていても、今活躍している俳優や芸人たちがみんな年下だと気づいて愕然としたことがあります。
ちょっと前まではテレビで見る人は自分より年上の人ばかりで、良くても同い年くらいかなと思っていたのに、気づけばみんな年下になっている。
SMAPまでは同い年か少し上くらいだったのに、嵐は全員年下だ。
たけし、さんま、タモリは年上だけど、EXITや四千頭身は完全に年下だし、オードリーやNON STYLEなんかも年下だと考えると、今テレビで活躍している人たちはほとんど年下で、その人たちが最前線で活躍しているとなると、完全に「私の時代は終わった」のだと気づかされます。
恋愛ドラマを見て見ても、当然20代くらいの若手俳優が中心だし、40代が主役の恋愛ドラマなんて不倫ものしかありませんよ。
つまり恋愛においても自分の時代は終わっており、自分は脇役でしかないんだと。
いつのまにか仕事に恋に全力で頑張る若者を尻目に、俺達が若い頃はなあと過去の栄光にすがって自慢話をするウザい上司役か、主役の若者達の後ろをサラっと通過するだけのエキストラのおじさんになっていたんだなあ。
なんか身も蓋もない話をしていますが、主役でなくても脇で輝く人もいますから、そんな生き方をしたいですね。
ちなみに加藤ハイネさんというかたのブログで「私の時代は終わった」というのがあるのですが、めちゃめちゃ面白いのでおすすめです。
今はもう新しい記事は更新してないようですが、文章がめっちゃ上手で内容も面白いので好きですね。
とおちゃんねるでした。