【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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ない人の気持ち

どうも、とおちゃんです。

先日下の子のランドセルの中をチェックしていたら、学校でもらってきたプリント類が出てきました。

プリントをもらってきても自分で出さないことが多いので、こうして毎日チェックしないと大事なお知らせを見過ごしてしまうこともあります。

下の子にはちゃんともらったプリント類は出しなさいと言っているんですけどね。

言われないと出さないですね(×_×;)

さて、そのプリント類の中に、授業で使ったらしきプリントが1枚入っていたのですが、内容を見てドッキリしました。

そのプリントは道徳の授業で理解教育なるものをやったそうで、同じ小学校にある特別支援級の先生が行った授業で使ったものでした。

理解教育とはなんぞやと思いましたが、要するに特別支援級にいるような障害のある子への理解を深めることを目的に、人種や性別などで差別などしないよう教える授業だったみたいです。

その中で、人には苦手な事があったり、生れつき持っていないものがあったりするけど、同じ人間であり、違いはないんだよ。

みんな誰しも苦手なことがあり、自分の力ではどうすることもできないこともあります。

そういう人の気持ちを理解し、お互い認め合うことが必要なんだよってことを、この授業で教えてくれたようです。

その授業を受けて思ったこと、考えたことなどの感想を書いて提出したようで、それを先生が見てコメント書いて返してきたんです。

そう、その感想文の内容がドキリとさせられるものでした。

以下その全文をそのまま書きます。

 

みんな持っているものと持っていないものがあると聞いて、ないものがある子の気持ちがわかるかもしれません。

私もりこんしてお母さんがいないので、気持ちがわかります。

先生はこの気持ちがわかる人はこの世に何人いると思いますか?

お母さんやお父さんがいない人の気持ちはわかるけど、ほかにないものがある人の気持ちがわからなかったので、わかりました。

 

これを見てね、ビックリしてね、声も出ませんでしたよ。

下の子にこれは何?って聞こうにも聞けません。

下の子がこんな気持ちを抱えてたなんて思いもしませんでした。

3年生なんで所々文章おかしいですけど、自分は親が離婚しているから、片親の子の気持ちはわかる。

それ以外にも、(何かを持って)ない人はたくさんいて、その人がどんな気持ちかは理解できる気がした。

まあ、要約するとそんな感じでしょうか。

それより気になったのが、

「先生はこの気持ちがわかる人はこの世に何人いると思いますか?」

っていうところ。

これ裏を返せば、

「先生にこの気持ちがわかりますか?母親がいない子の気持ちがあなたにわかりますか?」

って見えてしまうんですけど考えすぎですかね。

いずれにしてもこの1文に下の子の伝えたいことが出ている気がします。

やっぱり気にしているんでしょうね。

周りの友達を見ても、両親がいて幸せそうな家庭ばかりだし、ひとり親、それも父子家庭の家なんて、この辺どこを探してもうちくらいしかいませんから。

共感できる相手もいないでしょうし、やっぱり寂しさはあるんですよね。

当たり前のことなんですけど、下の子がそんな風に考えていたなんて気づきもしませんでした。

どんな気持ちで授業を聞いていたんだろう。

これに対する先生のコメントは、当たり障りのないもので、離婚や母親がいないことには触れていませんでしたね。

確かにコメントしづらいですよね(;´_`;)

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うちには母親がいないので、ない人の気持ちは理解できると書いていました。

そういうことに気づくことは素晴らしいことで、ない人の気持ちに寄り添うことができたらとても素晴らしいと思います。

でも下の子の気持ちに寄り添ってくれる人がどこかにいてくれたらいいな。

もちろんとおちゃんもいるし、上の子もいます。

下の子は一人じゃないんです。

でも第三者の理解者がいると、きっともっと救われるんだろうなって思います。

下の子にそういう親友ができるといいな。

ごめんね辛い思いさせて。

なんだか色々考えさせられる授業でした。

             

とおちゃんねるでした。