【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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あきる野の清流「秋川」、ホタルが見られる家。

実は我が家の裏庭(他人の敷地)には、毎年1~2匹ですがホタルが出ます。

我が家は徒歩1分かからないところに東京の清流「秋川」が流れており、毎年夏になると、川遊びやバーベキューをしに多くの観光客が訪れます。秋川渓谷と呼ばれ、川沿いの景観はすばらしく、水もきれいなので鮎釣りなども盛んです。つい先日鮎釣りが解禁になり多くの釣り人が竿を出して楽しんでいました。

そんな自然豊かで水のきれいな環境なので、秋川の上流域ではホタルがよく見られます。ホタルが多いところは限られていますが、数匹であれば家の近くでも見ることができます。ここに家を建てたときは、近くにホタルが出るみたいだから見に行きたいねと言っていたのですが、ある日家の裏口を出てタバコを吸っていたら、目の前に小さく緑っぽく光るものを見つけました。最初は街灯の光が反射してるのかなと思ったのですが、じっと見ていると大きく光だし、淡い蛍光の光が大きくなったり小さくなったりを繰り返していました。思わず「ホタルだ!」と言って急いで家族を呼びに行ったのを思い出します。それ以来毎年必ずホタルが出るので、見つけたら家族を呼んで全員でホタルを眺めるのが恒例になっていました。

最初のころは多いときは4匹くらい確認でき、光ながら飛び交う姿がとても美しく幻想的な光景が見れていたのですが、年々数が減ってきており、ここ数年は多くても2匹、1匹しか出ない年が多くなりました。環境自体が変わったわけではないのですが、水質の変化や気象条件等で餌のカワニナが減っているのかもしれません。

近所の方のはなしでは、我が家のちょうど裏のあたりを地下水が流れていて、秋川に流れ込んでいるらしいのですが、その水を求めてホタルが良く飛んでいたそうです。近年はほとんど見なくなり、残念だと言っていました。もし我が家が建ったことで数を減らしたんだとしたら、申し訳ないと思いますが、家の目の前でホタルが見れることは幸せだと思います。

 

そして今年もつい先日初ホタルが出ました。今年は5月から暑い日が続いたせいか、いつもの年より早いです。

フラッシュたかないと何が写ってるのかわからなかったので、虫感の強いリアルなホタルですが、、、。高感度なカメラなら幻想的な光も写せるのかな?お金があったら買いたいです。

今年もまだ1匹ですが出てくれました。急いで子供たちと叔母を呼んで一緒に見ました。家族の形態は変わりましたが、今年もみんなで見ることができました。

ホタルを見るといつも思うのですが、あの蛍光グリーンの淡い光が儚くて、寂しい感じがするのと同時にホッとするような感じがします。ホタルの光ってなんだか人魂みたいで、でも怖い感じじゃなくって、亡くなった人が年に一度ホタルになって帰ってきているような気がするんですね。いやほんとに怖い感じじゃなくてスピリチュアルな感じでもなく、温かい感じ。例えば亡くなったおばあちゃんが見守ってくれているような。そんなやさしくて温かな光に感じるんです。そんな風に感じるのは自分だけでしょうかね。

儚い光を精一杯放っているホタルに、「また来年も来てくださいね」そう語りかけるとおちゃんでした。

 

                   

蛍の光、窓の雪。テンション上がって勉強どころじゃなくなるね。

とおちゃんねるでした。