どうも、とおちゃんです。
上の子が不登校になったばかりの頃は、とにかく何もできずにベッドから起き上がることもできませんでした。
そんなときに唯一上の子の救いとなっていたのがYouTubeでした。
学校へ行かない事や親への罪悪感で押し潰されそうになっていたときに、学校の事や家のことも全部忘れて没頭できるものがYouTubeでした。
その頃は朝から晩まで部屋から出ずにずっとYouTubeを見ていました。
とおちゃんもそれが唯一の逃げ場であるとわかっていたので、あえて規制しませんでした。
それでも何日もずっとYouTubeばかり見ている生活が続くと心配になってきます。
勉強の遅れも気になるし、運動不足になっているのも気になりました。
でも少しでも止めようとすると心を閉ざしてしまい、話しかけても答えなくなってしまいます。
その頃はとおちゃんも悩みました。このままでいいのだろうか、YouTubeばかり見ていて大丈夫だろうかと。
そのうち上の子は絵を書くことを始めました。
好きなYouTuberが絵を描いているのを見て自分もやってみたくなったようでした。
次に上の子はダンスを始めました。
これも好きなYouTuberが踊っているのをみてマネしたくなったみたいです。
そんな感じでずっと見てるだけで受け身だったのが、だんだん自分から動くようになってきました。
好きなものを見つけたから動き出せたんだと思います。
上の子は元々あまり好きな物事がなく、誰かの受け売りや、薦めで欲しがることはあっても、自分の意思で何かを好きになることがなかったような気がします。
何がいい?って聞いても何でも良いって答えるような子だったんです。
そういう性格がもしかしたら生きづらいと感じて学校が辛くなったのかもしれません。
まあ、とにかく好きなものを見つけて動き出したので、YouTubeを見たかいがあったのかもしれません。
それから今は「鬼滅の刃」にハマっていて、その話ばかりしています。
これが学校で流行っているので、学校でも友達同士で鬼滅の話をしているそうです。
そのことが上の子にとっては良いことで、自分の好きなものが他の子も好きだと嬉しいじゃないですか。
これが学校に行くモチベーションを上げているように思えます。
そう考えると、好きなことを見つけることは不登校改善の一歩なのかもしれませんね。
好きなことを見つけたことで動きだそうとする。動き出す力になる。
YouTubeやSNS、ゲームや漫画など、子供に悪影響と考えてしまう大人も多いと思いますが、必ずしもそうではなく、夢や希望を見つけたり、人生を変えたりする力も持っていることを理解しないといけないですね。
とおちゃんねるでした。