【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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登校刺激の強さとタイミング

どうも、とおちゃんです。

不登校の上の子が2学期から放課後登校を始めました。

夏休みで気力と体力が回復したので、2学期から何らかの動きを入れていこうと決めていました。

様子を見ていて、いきなり通常どおりに登校することは難しいと思っていたので、放課後登校か保健室登校を考えていました。

上の子もそれならできるかもしれないと言っていたので、先生と相談して放課後通うことで落ち着きました。

それでも最初は緊張して校舎に入るのも怖がっていました。先生に対しても緊張感や不安感があってうまく話せませんでした。

とりあえず何日か続けているうちに、校舎に入るのには慣れてきました。とおちゃんの服の裾を掴みながらも、途中で止まることなく校舎に入れるようになりました。

先生に対してもだんだん打ち解けてきて、自分から話せるようになってきました。

そうなってくると周りは次の段階に進ませようとします。

とおちゃんも先生も、ここまでできたんだから次は授業に出てみようか、なんて提案をすると途端に不安になってしまいます。

もし来れれば午後の授業に来てみなよと先生に言われ、「うん」とは言ったもののやっぱり緊張するし不安になってしまい、その日の朝は起きてこず。昼過ぎまでベッドの中で引きこもっていました。

刺激が強すぎたと思い、無理なら授業には行かなくてもいいことを伝え、今まで通り放課後登校は続けようと話しました。

そうこうしているうちに1ヶ月が経ち、放課後登校にもだいぶ慣れてきました。

とおちゃんは次のステップとして放課後一人で学校に行くことを目指すことを考えていました。

とおちゃんが仕事復帰したら放課後学校に送っていくことはできなくなるので、一人で行けるようになってほしいと上の子に話しました。

上の子も理解はしたようで、「がんばる」とは言っていましたが、実際一人で行くには勇気がいるようなので、最初は途中まで送っていくとか、帰りだけ一人で帰ってくるとか、次は行きだけ一人とか、一人で校舎に入って先生と話して来るなど、いろんなやり方で少しずつ慣れさせていきました。

そしてついに先日一人で学校に行って帰ってくることができました!

これは大きな進歩です。6月以降完全不登校になって以来始めて一人で学校に行けました。

じわりじわりとですが、再登校に向けて進んでいる実感が湧いてきます。

しかしその次の日は一人で行くことができませんでした😓

なぜかというと、一人で行けた日は、学校が早く終わる日で、通学途中に同級生に会う確率が少ないんです。

でも通常の日だとちょうど下校時刻に上の子が登校することになるので、学校に行く途中で同級生に会う可能性が高いんです。

学校や先生には慣れてきましたが、同級生や友達に対しては緊張と不安感が強いようで、会うことを避けてしまいます。

放課後登校中も、校舎にまだ残っていた同級生とバッタリ会ってしまうことが何度かあったのですが、その時はやはり緊張してしまいうまく話せなくなってしまいます。

相手のお友達は「久しぶり、元気?」とか何の気なしに話しかけてくれるのですが、上の子は勝手に緊張してしまいうまく話せません。

学校を休んでいることを良くないと思われている、ずる休みをしていると思われているんじゃないか、嫌われているんじゃないかなど不安に思ってしまうそうです。

ここが改善されないと教室復帰は難しいと思います。

なので次のステップとしては同級生に慣れることかなと。

放課後登校中に会ったりすることで少しずつ慣れてきている節もあるので、そうやって会う機会を少しずつ増やしていけば慣れて来る気はしますね。

ただ、あえてそういう場や機会を設定すると、それがプレッシャーになる場合があるので、ほんとタイミングが大事なんだと思います。

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登校刺激は強すぎてもダメだし、下手なタイミングでやっても効果がなかったりします。子供の日々の様子を見て、ここぞという時に子供が少しがんばれば超えられる絶妙な高さのハードルを用意して支えてあげる。そうやって少しずつ自分の力で乗り越えさせていくことが重要なんだと思います。

とおちゃんも試行錯誤で失敗ばかりしてますが、最近は失敗しても落ち込まないようにしています。ちょっとやりすぎたなとか、ちょっと干渉しすぎだなとか、色々思うことはありますが、上がったり下がったりを繰り返しながら、長い目で見れば上がっているような気がします。

                

とおちゃんねるでした。