どうも、とおちゃんです。
今回は上の子の話。先日上の子が機嫌が悪くイライラしていました。妹が朝ごはんを食べないで遊んでばかりいるので、早く食べなさいと上の子が怒って言いました。それでも下の子が食べずにふざけていたらキレました。
「もう、イヤだ! いつもいつも面倒みるの疲れる!」
と言い放ったんです。
とおちゃんもその場にいたんですが、本気で怒っているよう。上の子に対してはとくに妹の面倒を見なさいとか言っていたわけではなく、とおちゃんがいる時はとおちゃんが下の子に言うようにしていたので、そのときは何でそんなとを言うのかわかりませんでした。
「いや、もういいからほっといて自分のことやりなさい」
と優しく言ったのですが、上の子の怒りは収まらず、
「いつもとおちゃんがいない時は私が面倒をみなきゃいけない!何で私が妹の面倒を見なくちゃいけないの!もう嫌だよ!」
「、、、、、。」
言葉が出ませんでした。
上の子にそんなに負担をかけていたことに、今まで気づきませんでした。
いや、そんな気はしてたんです。上の子はしっかりしていて、率先して下の子の面倒を見ていました。下の子が小学校に上がってからは、小学校の先輩としても、色々教えてあげる立場になり、宿題の面倒をみたり、朝の準備や学校に連れていくのも、全部上の子が見てくれていました。
とおちゃんんは職場が遠いため、朝子供たちが起きると同時に出かけ、帰りも早くて7時過ぎになるので、平日はほとんど面倒見れない状態です。叔母が見てくれていますが、叔母は子育て経験がなく、学校のことや地域のことなどまだよくわからないです。
それを上の子もわかっているので、自分がやらなきゃ、自分がしっかりしなければと背負ってしまったんだと思います。上の子は小さい頃は泣き虫で、ちょっと嫌なことがあると泣いて黙ってふて腐れるタイプでした。妹が生まれてお姉ちゃんになると、だんだん姉として妹の面倒を見る気持ちが芽生えて、上の子はみるみる強くなっていきました。もともと頭の回る子だったので、周りの空気を読んで合わせたり、率先して手伝ったりできる子になりました。それだけに、父子家庭になって母親がいなくなったため、自分が母親がわりにならなければと思ったのかもしれません。今まで以上に下の子の面倒を見るようになっていたんです。
前述のようにとおちゃんは朝早く家を出るので、朝の様子がわかりません。上の子も下の子も食事が遅く時間がかかるのですが、下の子は好き嫌いが激しいのでさらに時間がかかります。学校に行く時間が決まっているため、それまでに顔洗って、歯みがいて、着替えたり髪の毛を整えたりしなければいけません。上の子の口ぶりでは、そういうの全部自分がやってあげてると言うのです。
もちろん叔母が手伝ってくれてますが、下の子は叔母の言うことをきかなかったりするので、上の子が怒ってやらせるようにしているようでした。
これはまずいことだと思いました。とおちゃんは子供を家事育児の手として使うことは良くないと思っています。親と一緒に家事や育児を手伝うのはいいけど、完全に頼ってしまうのは、子供にとってプレッシャーになるし、ストレスになります。なんで私がやらなければいけないの?なんで私だけこんな苦労をしなければいけないの?そう思っているならかわいそうなことです。
母親がいればこんな思いはしなかった。離婚なんかするからこうなったんだと思ってしまったら不幸です。
父子家庭になるにあたり、上の子のことは気にしていました。上の子は自分の気持ちを隠して言わない子です。辛くても、寂しくても、悲しくても、たとえ泣いていたとしても理由を絶対言わないような子です。なので、溜め込んで後から爆発させる傾向にあります。今回のことも溜まっていたものが溢れてしまったんだと思います。ちょっとストレスが溜まってくるとイライラしてくるので、話しかけたり、一緒に出かけたりしてガス抜きをしてあげないといけないと思っていたのですが、常時下の子がいる状況だと、上の子のガス抜きにならないんですよね。うまく2人の時間を作って話をしていくべきだったんですが、最近時間が作れなくて爆発してしまいました。
やっぱり親は子供が小さいうちは側にいるべきなんだと痛感しております。「とおちゃんの働き方改革」の記事でも書きましたが、本気で転職考えないといけないかも。それより上の子に負担をかけていたこと、それに気づけなかったこと、親として反省です。子供を大人の代わりにしてはだめです。子供が子供らしく生活できるようにするのが、親の努めだと思います。
この姉妹はケンカもするけど仲良いんですよ。
とおちゃんねるでした。