どうも、とおちゃんです。
【離婚まとめ】第1回です。
胸糞悪い内容があると思いますので苦手な方は【閲覧注意】でお願いします。
遡ること、2016年12月。
年末を迎え、クリスマスだ大掃除だと忙しくなる時期ですが、妻は体調が悪そうにしていました。
お腹の調子が悪いらしく、何日も調子悪そうにしており、横になっていることが多かったんですね。
とおちゃんも心配して病院に行くよう言ったのですが、軽い胃腸炎だから大丈夫とか言ってなかなか病院に行こうとしませんでした。
そんなこんなでクリスマスも調子悪そうにしていて盛り上がらず。子供達も気を使っていました。
我が家もいつも年末には大掃除をするのですが、毎年妻は率先して掃除をしていました。
もともと掃除好きというか、やり始めたらとことんこだわってやる人だったので、大掃除になると人が変わったように集中して掃除していました。
そんな妻が大掃除の日に掃除をいっさいやらなかったんです。
ずっと調子悪そうに横になって過ごしていたんですね。
さすがに心配になって、病院に行きなさいと言ったのですが、「大丈夫」の一点張り。
年末年始は毎年新潟のとおちゃんの実家に帰省するのですが、「今年は体調が悪くて行けないから子供と3人で行ってきて」と言われました。
その時何かおかしいなと感じました。
今まで一度もそんなことを言ったことはありませんでした。
毎年嫌々だったとしても帰省を断ったことはなかったし、子供と3人で行ってと言うことはありませんでした。
当時下の子はまだ5才だったし、新潟まで帰省するのに車で6時間くらいかかります。
とおちゃん一人で子供2人連れて帰省できなくはないけど、母親として心配じゃないのかな?って疑問に感じました。
そんなに具合が悪いならなぜ病院に行かないのか?
具合が悪い原因がわからないのは怖くないのか?
いくつかの疑問がありましたが、心配だったので、今年は帰省するのやめようって言ったんです。
そしたら、
「私のことは大丈夫。年末年始ゆっくりすれば良くなると思う。それより子供達も楽しみにしてるし、実家のじいじばあばも待ってるから行ってきて」
と言われました。
それでもどうしようか迷ったのですが、妻は行け行けオーラを出してきます。
「一人でいる方が身体が休まる」
とも言いました。
そこまで言うならととおちゃんも帰省を決めましたが、内心なんかおかしいなあと感じていました。
妻には必ず病院に行くように伝えて、その年は子供と三人で新潟の実家に帰省しました。
新潟の実家に帰省中も、妻の体調が気になり何度か連絡をしましたが、「大丈夫、良くなってきた」と言っていたので安心していました。
年が開けて2017年1月。
年末年始を新潟で過ごし、1月2日に帰宅しました。
いつもはもっと長くいることが多いのですが、妻が心配だったので早めに帰ることにしたんです。
家に帰ると妻は相変わらず横になっていましたが、ご飯もちゃんと食べれるようになって回復してきたと言っていました。
なので少し安心したのですが、病院に行ったかどうか聞くと曖昧な返事をしました。
いちおう行ったと言うので、原因は何だったって聞くと、「たぶん胃腸炎だろうって」
本当に病院に行ったのかすら疑問に感じましたが、とりあえず良くなってるみたいだから「まあいいか」と思うことにしました。
しかし次の瞬間妻が口にした言葉を聞いて驚きました。
「明日元の職場の人とお茶することになったから出かけてくるね」
!?
ちょっとよくわかんないんですけど、
具合が悪くて帰省しなかったのに、お茶しに行くんかい!?
どういうこと?
病み上がりでしょ?
意味がわからなかったので、
「え?何で?具合悪いんじゃないの?」
って不機嫌な感じで聞いてみました。すると、
「もう大丈夫だから。それにこの日しか会う日がなくって、相手がどうしても相談があるっていうから」
具合が悪くて実家へ帰省しなかったのに、前の職場の人とは会う約束をする神経がとおちゃんにはよくわかりません。
そもそも前の職場の人って誰?
年始の3日に会わなければいけないほど大事な用って何?
色んな疑念が湧いてきて、それ以前の不可解な行動も思い起こされ、なんか頭が混乱してきたので、
「もう、いいよ、好きにすれば」
って言いました。
そしたら次の日本当に出かけて行きました。
この時点でとおちゃんのハラワタは煮え繰り返っております。
妻の体調不良も疑い始めました。
そして妻の浮気も疑い始めました。
思い返すと以前からよくわからない理由で土日出かけたり、夜出かけたり、外泊したりすることがありました。
いずれも前の職場の人と会う、今の職場の飲み会、上司に呼び出された、休日出勤になったという仕事がらみの理由でした。
確かに仕事なら大変だねって思うから、子供のことは任せて行ってきなって送り出していたのですが、よくよく考えると元妻は非常勤なので、基本夜間の呼出しや休日出勤なんかはないはずなんです。
変だなとは思いつつも止める理由もなく、放置していました。
2016年の4月頃からそういうのが増えたなあと感じていましたが、妻は担当する仕事が変わって忙しくなったと言っていたので、それを信じていました。
2017年1月15日
この日衝撃的なことが発覚します。
年始が過ぎて1週間経っても妻の体調は良くなっていませんでした。
相変わらずこたつで横になってスマホばかりいじっています。
とおちゃんがいる時は子供達の面倒はいっさい見ず、ずっと横になってスマホをいじるかたまにテレビ見て笑っていました。
その状況にとおちゃんはだんだん腹が立っていて、いい加減にちゃんとしてほしいと思っていました。
「体調まだ良くないみたいだけど病院に行ったのか?」と聞いてみると、
「婦人科でおそらく若年性の更年期障害なんじゃないかって言われた」とのことでした。
「薬とかもらったの?」って聞くと、
「いちおうもらって飲んでる」って言ってました。
とおちゃんは一度も妻が薬を飲んでるのを見たことがないので疑問を感じました。
とおちゃんは職場が遠く、朝早く起きるので、家族で一番早く起きます。
この日も1番に起きて一人コーヒーを飲んでいたのですが、ふと妻のカバンが目に止まりました。
普段ならそんなことしないのですが、というか人のカバンなんか覗いたこともないのですが、この時はふいに衝動にかられて覗いてしまったんですね。
ただ単に本当に薬を飲んでいるのか?、飲んでいるとしたらどんな薬を飲んでいるんだろう?というのを確かめたかっただけなんです。
そっと妻のカバンの中身を覗くと、確かに薬の袋があります。
それを手に取り何の薬かな?って袋を見たところ「○○産婦人科」の文字が見えました。
婦人科に行ってきたって言ってたからそこの薬かなって思って薬名を見てみると、
『ピル』
って書いてありました。
ん?ピルって避妊薬かなんかじゃなかったっけ?
でも生理不順にも使用するって聞くから本当に更年期なのかな?
って思いながらふと薬の袋と一緒に入っていた書類に目が止まりました。
そこには、
『人工妊娠中絶手術を受ける方へ』
という文字が書かれていました。
一瞬何のことか理解できず、サッとカバンの中に書類を戻しました。
その言葉の意味を理解するにつれて、ジワジワと頭の中が白くなっていく感じがしました。
そして最終的には頭の中が真っ白になりました。
えーっと、つまり、どういうことかというと、
妻は、妊娠している。
俺たち夫婦は何年もセックスレスである。
よって俺の子ではない。
つまり妻は浮気している。
ここまで理解したところで頭がパニックになり、それ以上カバンの中の書類を確認することができず、その日は会社に行っても1日放心状態でした。
何かの見間違いじゃなかろうかと何度も思いました。
信じられませんでした。
でもそれが事実ならば全てのことがつながるような気がしました。
休日出かけることが多くなったのも、具合がわるかったのも、帰省しなかったのも、全部つながるんです。
そして浮気と同時に妊娠が発覚したんです。
これはとおちゃんにとってダブルパンチというか、浮気だけでもキツイのに妊娠までしちゃってる事実に愕然としてしまいました。
その日1日は冷静でいられなかったのですが、とりあえずもう一度確認しようと思いました。
見間違いとか何かの間違いとか、妻じゃない別人の書類の可能性だってあるわけですから、とにかく確認せねばと。
次の日の朝、同じように妻のカバンを覗くと、まだその書類はありました。
よく見ると何種類か入っています。
全て取り出して確認してみます。
確かに『人工妊娠中絶手術を受ける方へ』って書いてます。
でもこの書類には妻の名前は書いてありません。
そうだ、妻が受けるわけではないのかもしれない。
もう1つの書類にはこう書かれていました。
『人工妊娠中絶手術確認書』
そこには人工妊娠中絶手術の予約を申し受けた旨と、妻の名前が記載されていました。
手術予定日は1月19日となっています。
あと3日後です。
妻が妊娠していることは確定。
俺の子ではないことは確定。
では誰の子か?
万が一レイプされてできた子ということも考えられなくはないが、妻の性格上そんなことがあれば黙ってないだろう。
となると浮気してできた子であることは濃厚。
そして妻は中絶することを選んだ。
状況を考えれば当たり前だが、相手の男はこのことを知っているのだろうか?
相手の男は誰なんだろうか?
冷静になって考えると、まず浮気の事実を確認しないといけないと思いました。
その上で妻と話をしなければいけない。
そっと書類をカバンにしまい、朝ごはんを食べて出社しました。
仕事中もずっとこれからどうなってしまうのか考えていました。
このまま放置するわけにもいかないが、問い詰めたら家族が終わるような気がする。
ここから長い葛藤の日々が続きます。
つづく。