【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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高校無償化は本当か?

どうも、とおちゃんです。

先日職場の同僚が、子供が高校受験を控えていて、志望校をどうするか悩んでいるという話をしていました。

その人の子は中学3年生なので、うちの上の子の一個上です。

なので来年は人事ではなくなるのでとおちゃんもその話を聞いていました。

しかし、その方の住んでいる地区と、とおちゃんが住んでいるところが遠いので、志望校の名前を聞いてもどこにあるかすらわからないし、通える距離じゃないんですよね。

東京といっても東と西でだいぶ離れているし、うちは西のハズレなので、西側の高校に行かないと通うのが大変になってしまいます。

とおちゃんみたいに通勤に2時間かかるような思いを、子供にはさせたくないので、できるだけ近くの高校に行ってほしいわけです。

しかしまあ、近くの都立高校はそんなに数があるわけではなくて、偏差値なんかを考えてこの辺の高校に行ってほしいなあっていうのはありますが、選べるほどあるわけではありません。

そこで考えるのは私立はどうなんだっていうことです。

 

私立高校も授業料無償化に?

うちはお金に余裕がないから私立は無理だと思っていたのですが、昨年度から高校就学支援金制度、いわゆる高校無償化が私立高校にも範囲が広がったと聞きました。

つまり私立高校も条件を満たせば実質無償化になるみたいなんです。

高校無償化についてはいずれなるなるって聞いてはいましたけど、結局生活困窮世帯や生活保護世帯が対象で、自分たちには関係ないのかなって思っていました。

しかしよく調べてみると、確かに所得制限はあるものの、所得税非課税世帯みたいな厳しい制限ではなく、割と誰でも当てはまりそうな制限だったので驚きました。

元々公立高校の無償化はすでにされていて、世帯年収が910万円以下(これは目安で細かい数字は別に定めがあるため世帯によって違っています)の生徒なら年間授業料分の給付を受けることができます。

なので都立高校の年間平均授業料分約11万が免除されていました。

これは私立に行っていても都立高校の平均授業料分しか支給にならなかったため、私立に行っている子は差額分は自分で出すしかありませんでした。

それが昨年度から支給額が改正されて、条件を満たせば私立高校の年間平均授業料約40万が支給されるようになりました。

条件としては、世帯年収590万円以下であること(世帯の子供の人数によって違うのと、両親のどちらかしか働いてないという条件がある)。

それと、590万円以上であっても世帯年収が910万円以下(世帯の子供の人数等によって違いがある)であれば公立高校の授業料分約11万は支給されます。

とおちゃんの場合はひとり親で年収500万いくか行かないかくらいなので、590万円以下という条件に当てはまります。

ということは私立に行ってもこの制度を使えば実質授業料は無償化になる可能性が高いです。

そうすると私立でもいいかなって思うのですが、ここには落とし穴があります。

 

高校無償化は授業料のみ

まず無償化はあくまで授業料部分のみであって、入学時に必要な入学金や、施設設備費、修学旅行等の費用や制服代なんかは当然含まれてないわけですよ。

特に入学金は私立の場合公立より高いところが多いですから、それが払えるだけの蓄えがないと困るわけです。

さらにこの高校就学支援金は入学後に申請して支給はもっと後になるため、入学時はとりあえず授業料も全額払っておく必要があるため、入学金同様最初に払えるだけのお金がないと入学できないことになってしまいます。

つまり高校就学支援金は後払いなので、返ってくるとはいえ入学時は立て替えれるだけのお金を持っていないといけないわけです。

しかも私立高校は施設設備費や部活の費用やら、教材費や修学旅行代なんかも公立よりかかる場合がありますから、授業料が無償化だからってそれらも全部無償化されるわけではないことを理解しておいた方がいいと思います。

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それでも無償化はありがたい!

なのでまあ色々考えると、やはりうちは公立高校に行ってほしいなって思いますが、それでも私立高校の授業料分だけでも無償化になるのはすごいことだと思います。

公立に行きたくても、受からなくて仕方なく私立に行く場合もあるでしょうし、そういう家庭はとても助かるんじゃないかな。

お金の心配が減ることで、私立に行くという選択肢も増えるので、やりたいことがある子供の選択肢が増えるのはとてもいいことだと思います。

さてうちはどうなるか、来年が心配です。

              

とおちゃんねるでした。