どうも、とおちゃんです。
東京の郊外のさらに外れに家を建ててもうすぐ10年が経とうとしています。
家を建てたときは離婚するとか父子家庭になるなんて想像もしていなかったので、ここに家を建てて暮らすことになんの不安もありませんでした。
職場は遠くなるし、通勤は大変になるけど、妻がいるし、環境もいいし、自分が頑張ってローンを返していけばいいやと単純に考えていました。
それがこんなことになり、今は後悔が大きいですね。
よくよく考えたら通勤時間が無駄だし、郊外に建てた割にはそこそこ高かったし、そもそも中古物件でよかった気がするし、同じ値段なら都心のマンションの方が価値があったかもしれない。
それに子供たちが巣立ったら一人で住むわけで、そうなるとそんなに大きな家じゃなくてもいいし、維持費や固定資産税なんか考えたら、賃貸アパートの方が身軽でいいんじゃないかと思います。
でもローンが残っているので簡単に売却できないし、子供たちのことを考えると、今はこの家があったほうが安心するんだと思います。
離婚したときにほんとうは新潟の実家に引っ越すか、職場の近くに引っ越すか考えたのですが、家のローンが残ってしまうこともあって悩んでいました。
叔母が一緒に住んでくれることになって引っ越さずに済んだのですが、正直この家に未練なんてありませんでした。
売れるもんなら売りたいし、愛着もそんなにありません。
もともと子供たちを自然豊かな環境で育てたいっていうのと、老後に近くの山に登ったり、釣りをしたり、趣味を堪能するためにこの土地を選んだのですが、妻もいなくなったし、子供たちもいずれ出ていくとなると、一人でこの土地に住みつづける意味はないのかなと思います。
とおちゃんにとって住む場所はどこでもいいんです。
ただ今は家族がいればそれでいい。
家族がいる場所が家だし、家族がいなければ極端な話家なんかなくていいと思います。
賃貸で良いし、テント暮らしでも良いですね(^_^o)
とおちゃんは家を建てましたが、家族をうまく作れませんでした。
一つのピースを欠けさせてしまいました。
そのせいで家が揺らぎました。
かなり揺れて崩壊寸前のところまでいきました。
一本抜けた柱を残りの3本でなんとか支えました。
そしてようやく安定してきました。
まだ我が家は土台が出来たにすぎません。
これから柱を組んで、壁を作って、強固な家にしていかなければいけません。
家を作るということは家族を作るということ。
家族の絆が家を強固にしていきます。
簡単には壊れない、そんな家族を作っていきます。
とおちゃんねるでした。