【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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卒業式に参加して思ったこと。

どうも、とおちゃんです。

先日上の子の卒業式に出席してきたのですが、式を見て色々考えたことがありました。

まず一つ目に、卒業式の規模縮小についてです。

今年は新型コロナウイルスの影響で、上の子の小学校でも卒業式の内容を縮小して実施されました。

具体的には、来賓等の祝辞、在校生が不参加のため在校生祝辞、卒業生一人一人が言う決意の言葉、歌の歌唱などがカットされました。

本来は在校生代表として5年生も出席するのですが、それがなくなったので、それにからむ祝辞や歌がなくなってしまい、なんだか寂しい感じでした。

また、ウイルス飛散防止のため歌唱がなくなってしまったのは残念です。

旅立ちの日に」とかを歌う予定で練習していたのになくなってしまったため、感動が半減したように思えます。

そのくせ国家斉唱はしっかりあったので「???」って感じでした。

ただ、規模としてはこのくらいで十分だなと思いました。

特に余計な来賓挨拶がなくなったのはよかったですね。

子供や保護者からしたら、よく知らない来賓の挨拶なんて退屈なだけですからカットして正解です。

変わりに祝辞を文書にして配っていたので、来年以降もそれで十分だと感じましたね。

卒業式の規模縮小は悪い面もありましたが、良い面もあったと思うので、今後の参考にしていただきたいと思います。

次に感じたのは、卒業生の服装についてです。

上の子は卒業式に出れるかわからなかったので直前まで悩みましたが、卒服を買いました。

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 袴を着る子が多いって聞いていたので、上の子もどうしようか悩みましたが、袴を着る場合はだいぶ前からレンタルの予約をしたりしないといけなかったし、当日の着付けをどうするかとか問題もあるので、卒服といって制服みたいなフォーマルな服を買うことにしました。

1回しか着ないのに買うのはもったいないと思いましたが、一生に一度のことだと思いきって購入しました。

そしていざ卒業式を見てみると、女子は確かに袴の子が多かったですね。でも卒服の子も多くて半々くらいだったかな。若干卒服の方が多かった気がします。

驚きだったのは、中学の制服を着てる子が一人もいませんでした。

とおちゃんが小学校の頃はみんな中学の制服を着ていたので、最初はそれでいっかと思っていたのですが、まさかのゼロで買っておいてよかったと思いました。

男の子は中学の制服着てる子もいっぱいいたのですが、女の子はみんなオシャレな格好していました。

 

そんな中一人だけ普段着の子がいたんです。

袴でも卒服でも中学の制服でもなく、完全にいつもの普段着で出席していました。

ちょっと驚きましたが、経済的な理由で用意できなかったのか、フォーマルな服を着たくなかったのか、着れない理由があるのか、そのへんのところはわかりません。

ただ何らかの理由があって用意できなかったりする子もいるんだということを、とおちゃんは忘れていました。

親は自分の子が恥をかかないようにとか、綺麗な格好をさせてあげたいとか思って色々用意しますが、それができない家庭もあるし、それによって傷つく子もいるかもしれないということを考えないといけないなと思いました。

やっぱり一律に中学の制服に統一するとかの方がいいんじゃないかなっていう気はします。

とおちゃんも卒服をどうするか迷いましたが、お金がなかったら迷わず中学の制服にしていただろうし、そしたら上の子一人だけだったわけで、やっぱり傷ついただろうなと思います。

普段着だったその子がどんな気持ちで参加していたのかわかりませんが、袴を着て華美に着飾っている子も普段着のその子も同じ卒業生。

着ているものでそういう風に見られるのはどうなんだろう。

なんだか色々考えさせられる卒業式でした。

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子供にどんな格好をさせるかって、子供の希望ももちろんありますが、親の見栄みたいなものも見え隠れしているような気がします。

とおちゃんは卒服は買えたけど、髪型とかかわいくしてあげることができず、自分でやってましたけど、各家庭でもできる家とできない家があって、でもそんなの関係なく同じ卒業生なわけで、なんか家庭で差が出てしまうような卒業式ならみんな普段着でいいような気がします。

             

とおちゃんねるでした。