どうも、とおちゃんです。
引き続き【離婚まとめ】です。
妻との話し合いから1夜明け、家庭内はどんよりとした空気が漂っていました。
妻は浮気を自白し、認めました。
その上でとおちゃんに謝ることはありませんでした。
結婚生活の中で、とおちゃん自身家族を裏切る行為はしたことはありませんでした。
つまり浮気もしたことないし、休日はよく子供の面倒をみたし、子供の行事にも毎回参加していました。
確かに平日は妻に任せっきりだったことは認めますが、とおちゃんの職場は遠く、なかなか普段育児に関わる時間が取れなかったのは事実です。
だからこそ休日は積極的に子供達と過ごすようにしていたし、家族を裏切るような行為はしないと心に決めていました。
しかし逆に妻から裏切られる形になってしまった。
家庭に尽くしてきたと思うだけに、なぜ?どうして?なんでこんな目に合うのか、理不尽でなりませんでした。
自分にも至らないところはあったと思うし、もっと家事育児もやれたかもしれません。
妻を労り、優しい言葉をかけてあげることも少なかったかもしれません。
それでも、浮気の原因が自分にあるとは思えません。
自分がもっと妻を女性として扱っていればとか、妻の気持ちを理解してあげてればこんなことにはならなかったんじゃないかとか頭を過ぎりましたが、たとえ自分に多少なりとも非があったとしても、浮気していいことにはならないと思うんです。
どんな理由があったとしても、浮気していい理由なんてないはずです。
これはあくまで持論ですが、たとえDVやモラハラ、セックスレスであったとしても、それが離婚理由にはなれど浮気していい理由にはならないと思います。
結婚してる以上配偶者以外と性的な関係を持てば不倫です。
夫や妻がどんなに嫌な人間でも、結婚してる以上は不倫になってしまいます。
嫌なら別れればいい。
まずそれが先でしょ。
いやその前に夫婦なんだから話し合うのが先ですよ。
夫婦関係がしんどいなら改善するために話し合う必要があるんです。
もちろん相手によっては話し合いにならない人もいますよ。
そんなこと言ったら暴力を振るわれるとかね、そういう状況ならしかたないです。
もう早く逃げてと言います。
話し合いがうまくいかなかったら次に考えるのが離婚です。
不倫や浮気はここをすっ飛ばしてるんですよ。
話し合った結果何も変わらなかったからあきらめた。
それは理解できる。
もう夫のことは好きではない。
これも仕方ない。
他に好きな人ができたから不倫しよう。
これはアウトです。
子供もいるし経済的にも離婚したら苦しいから、離婚せずに恋愛を楽しみたいっていう気持ちが透けて見えます。
非常にずるいというか、問題をすり替えてるだけのような気がします。
不倫する前にちゃんと話し合えよ。
夫婦関係を改善するための努力をしろよ。
不倫したら家族がどうなるか考えろよ。
自分の都合のいい考えで不倫して、結果家族を傷つけて謝らず平気な顔している妻を許せませんでした。
妻との話し合いから数日後、今後のことについてあらためて話し合うことにしました。
とおちゃんとしては許せない気持ちでいっぱいでしたが、妻の出方次第では子供のためにやり直すことの視野に入れていました。
しかし妻の出した結論は「離婚する」でした。
浮気相手とはもう別れたとのこと。
でも気持ち的にやり直すことはもう無理である。
こんなことになった以上夫婦関係を続けていくことは難しいので離婚したいとのことでした。
妻のこの言葉を聞いて思わず絶句してしまいました。
実のところ数パーセントは妻が心の底から反省して「やり直したい」と言ってくれることを期待していたからです。
妻の口から出た言葉は「もう無理」でした。
そしてやはりこの時も謝罪の言葉はありませんでした。
妻はあくまでお互い様だったという体で話をしていました。
妻は離婚原因についてはあくまで夫婦間の性格の不一致だと考えているようでした。
しかしとおちゃんからしてみたら、離婚原因は「浮気」一択なわけですよ。
だって夫婦としては確かにセックスレスだったし終わっていたのかもしれませんが、家族としては楽しくやってきたと思ってましたから。
いまさら生活が辛かったとか子育てが辛かったとか夫婦関係が辛かったとか言われても寝耳に水なわけですよ。
それならそうとなぜ言わなかったのか。
いくらでも話す機会があったのに、暴力もモラハラもしたことないのに、浮気もしたことないのに、なんで勝手に嫌厭されてあきらめられてんのかわかりません。
自分勝手に無理だと決めて、話し合うこともせずに、勝手に浮気して離婚したいとか、無責任すぎますよ。
だいたい子供のことはどうするんだ。
そこはどう考えているのか?
いよいよ親権について話をします。
妻の性格から離婚は避けられないかなあとは思っていました。
ただ数パーセントの望みに賭けていましたがみごとに散りました。
わかった、離婚はいい。しょうがない。
でも子供とは離れたくない。
離婚が頭を過ぎるようになってからずっと親権について考えてきました。
自分が悪いことをしたわけではないのに、家族を壊され、その上子供まで取られたのでは納得がいきません。
かわいいかわいい自分の娘達と離れて暮らすなんて堪えられません。
なのでどうやったら親権を取れるか、必死で調べました。
調べても調べても父親が親権を取ることは難しいと知りました。
実際自分が引き取って育てていけるのかも考えました。
そして子供たちは母親と一緒の方が幸せなんじゃないかとも考えました。
色んな離婚後の色んな生活パターンを考え、シミュレーションをしてみました。
どんなに考えても子供達がいない生活など考えられませんでした。
子供達にとってどうすることが1番良いのか死ぬほど考えました。
もちろん家族4人そろっていることが1番良いに決まってるのですが、それは叶いそうもありません。
いづれにしても子供達を悲しませる結果になることは避けられません。
だとしたら少しでも安心して暮らせるようにしてあげたい。
母親と暮らすことで安心できるなら、身を引く方が良いのかもしれない。
本当に迷いました。
でもどうしても子供達と離れる決断はできませんでした。
とおちゃんは今までの人生で、ワガママを言ったことなんてそんなにないんです。
よく言えば優しい、悪く言えば自分が無い。
あまり自己主張せずに生きてきました。
でもここはどうしても引けない場面でした。
どうしても親権がほしい。
ワガママだって自己中だって言われてもかまわない!
どうしても子供達と離れたくない。
側で成長を見守って生きたい。
最終的にはその自分の気持ちに正直に生きようと思いました。
妻に子供たちのことはどう考えてるのか聞きました。
とおちゃんは子供たちと離れるつもりはないと伝えました。
そして離婚するなら一人で出て行ってほしいと伝えました。
父親が子供の親権を取るには、夫婦の話し合いで決めるしかないと思っていました。
家裁の調停や裁判になれば確実に負けるとわかっていたからです。
だからとおちゃんは並々ならぬ覚悟でこの話し合いに臨んでいました。
しかし妻からの返答は意外なものでした。
「わかりました」
「!?」
思わずふぇ?ってなりました。
なのでもう一度確認しました。
「それは親権はこっちに譲るということでいいのかな?」
「はい」
妻はあっさりと親権を譲りました。
拍子抜けもいいところです。
母親なら子供と離れたくないと思うはず。
だからきっと争いになると思っていました。
しかし蓋を明けてみたらあっさり親権を渡されました。
あまりにもあっさりしていたので逆に怒りが込み上げてくるくらい。
本心はわかりませんよ。
経済面とか考えて、子供のために泣く泣く手放したのかもしれませんが、とおちゃんにはちょっと理解しがたい決断です。
母親ならどんなに辛く苦しくても子供を手放さないと思うのですが、それは幻想なのでしょうか?
おかげで親権を得ることができましたが、何とも後味の悪さが残ります。
もう少し母親としての愛情を見せてほしかった。
その時妻に対して人間としてガッカリしたような感情を持ちました。
色々とガッカリです。
こうして父子家庭になることが決まりました。
しかし今回の話し合いでそう決めたとはいえ、いつ妻が心変わりするかわかりません。
そう言ってとおちゃんを安心させといて、ある時気づいたら子供と一緒にいなくなっていたということも考えられます。
妻には裏切られてばかりなので、もう1ミリも信用できません。
そんな状態でこの先いつまで持つか心配でした。
なので妻に「いつ出ていくんだ」と聞きました。
すると驚きの答が帰ってきました。
「できれば下の子が自分で何でもできるくらいになったら」
「?どういうこと?それはいつなの?」
「小学校4年生くらいかな」
「!?ふぁ?」
本日2度目の絶句です。
下の子はこの年1年生になるので4年生って言ったら4年後です。
馬鹿なのかこの人は。
離婚するって決めて、やり直す見込もないのに4年も一緒に住めるわけねえだろ。
頭沸いてんのか?
いちいち斜め上を行ってくれます。
人を舐め過ぎですよ。
こっちはもう顔も見るのも嫌な訳ですよ。
浮気して謝りもしない、子供の親権は手放すは、自分が悪いとこれっぽっちも思ってないような人となんで4年も一緒に暮らさなきゃいけないのか意味がわかりません。
だからそのまんま妻にそう言ったわけですよ。
ふざけんな、4年も一緒に暮らせるわけないだろ。こっちの気持ちも考えろって。
やっぱりサイコパスなんじゃないかなあ。
こういう感覚って理解できないです。
あまりにも人の気持ちを無視しすぎてる。
「じゃあいつまで居ていいの?」
って聞かれたから、
「すぐにでも出て行ってほしい」
と言いました。
住む場所も決めないといけないから今すぐは難しいと言われ、逆にとおちゃんも今すぐ出ていかれると子育て的に難しかったので、とりあえず1年後ということにしました。
その間にお互い準備をしていこうということになりました。
正直子供を引き取るとしてもとおちゃん一人では難しいので、環境を整えないといけないのは事実で、それまでは妻に頼らざるを得ませんでした。
とりあえずは1年後の離婚と親権はとおちゃんにということで話し合いは終わったのですが、何とも後味の悪い感じになってしまいました。
つづく。