【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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不登校が続くと学校に行かないことが日常になる

どうも、とおちゃんです。

今上の子は結構がんばっていて、行ける日は5時間目や6時間目の授業に出るようになっています。

先日も5時間目から学校に行けて、本人も自信がついたように見えたのですが、次の日も行こうと誘うと、

「えー、やだなー」

「行くのー?」

「急に言われても困る」

と言って結局放課後に行きました。

前日に5時間目に行けたんだから、その勢いで行っちゃえばいいのにって思うんですけど、なんで行けないのか。

1日行くと疲れてしまって気力が出ないのか。1回行けばいいと思っているのか。

端から見ていると、積極性がないというか、やる気がないというか、結局行く気があるのか?って思ってしまいます。

本人は凄くがんばっていることはわかるんですが、がんばりが続かないというか、楽な方楽な方に流れてしまっているように見えてヤキモキします。

「続けて行った方が慣れるからいいんじゃない」

ってやんわり言ってみると、なんだか不安感を全面にだして泣きそうな顔をしてみたり、悩んでいるしぐさをしてみたり、ため息をついて落ち込んでいる空気をかもしだしたりしてきます。

なのであまり強く言わないようにしていますが、気になってしまいます。

学校に行くことにはだいぶ慣れてきたし、友達との関係も復活してきているし、授業に出れる回数も増えてきているのに、どうして行きたがらないんだろう。

本当は学校が嫌で無理して行っているのだろうか。

まあそうかもしれないけど、学校に行かなきゃいけないというのもわかっている様子。

不登校の期間が長くなってしまったので、家にいることが当たり前になってしまったみたい。

朝は下の子と一緒に起きて朝食を食べるのですが、当然のように学校に行く準備はせず、「いってらっしゃーい!」と元気に妹を見送っています。

それを見てとおちゃんは、「いやお前も行けよ」って心の中で突っ込んでいます。

朝学校に行かないことが普通になっていて、本人もそれを疑っていない感じ。

え?!行かないけど何か? みたいな。

人間の脳は変化を嫌うらしいです。本能的に変化することによるリスクを避けようと、気づかないうちにそういう考えになってしまうそう。

つまり上の子にとっては学校に行くことは日常における大きな変化であり、急に授業に出たりすることで起きるかもしれないリスクを避けようと脳が身体に指令を出して気力を下げているみたいです。

脳は本能的にリスクを避けようと安定を選び、家にいれば安心、学校は危険・不安だという信号を出してしまっているようです。

そう考えると上の子の行動も納得です。

本人に行く気があっても脳が本能的に避けてるならしょうがないよねって思えます。

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では、どうしたらいいのか。

本で読んだところによれば、脳が気づかないレベルで少しずつ変化させていくといいらしい。

つまり放課後行って脳が慣れたら1時間だけ授業出て、それも慣れたら2時間出てみる。週に1回を2回にしてみる。なれたら3回ってな感じで少しづつスモールステップで進めていくしかないみたいです。

今までもそうやってきましたが、ちょっと急ぎすぎているみたいですね。

スモールステップが大事です。

                

とおちゃんねるでした。