どうも、とおちゃんです。
今日はくだらない雑記です。あっいつもくだらないか(^-^;
新潟の実家に帰省した時に、気になるものを発見しました。ていうか、毎回帰省する度に気になってはいたのですが、共有できる人がいないので、見て見ぬふりをしていました。
それがこちら、
とおちゃんの高校時代のクラスメイト、ソーマ君の粘土像です。ソーマ君は漢字の苗字ですが、プライバシー保護のためあえてソーマ君と呼ばせてもらいます。食戟の人ではございません(^_^o)
ソーマ君は高校1年生の時のクラスメイトですが、中学浪人しているので歳は一つ上でした。当時同じクラスにもう一人年上の同級生がいましたが、二人ともクラスに溶け込まず、ソロで活動していました。
今ではそんなに珍しくないかもしれませんが、下の学年の子と一緒のクラスになるって、やっぱりなんかプライドもあって嫌だったのかもしれません。とおちゃんはそういうの全く気にしないので、2人の先輩同級生に結構積極的に話しかけていたんですね。
そしたらそのうちの一人とは打ち解けて話してくれるようになって、一緒に遊んだりもしました。年上で落ち着いていて、洋楽が好きで色々教えてもらったりしました。
でももう一人のソーマ君は決して心を開こうとせず、話しかけてもボソッと返事をするくらいで、こちらに感心を向けてはもらえませんでした。
そんなある日、偶然にもそんなソーマ君と美術の授業で隣同士になり、お互いの顔の粘土像を作ることになったんです。
これはソーマ君と仲良くなるチャンスだと思い、積極的に話しかけましたが、やはり撃沈。そのうち悔しくなって、なんとかしてソーマ君を笑わせたいと思うようになりました。
ソーマ君は普段ぶっきらぼうで、笑ったところなんて見たことがありませんでした。とおちゃんは当時人を笑わせるのが好きだったので、なんとかソーマ君を笑わせようと、おもしろいことを次々にかましていきました。
しかし、ソーマ君はいっさい笑いません。心が折れかけましたが、とおちゃんは諦めません。ソーマ君の顔像を変顔にしたてて見せてみたり、美術の授業よりソーマ君を笑わせることに集中していました。
そしてついにその時がきました。
いつものようにソーマ君の顔像にイタズラをして、髭面にした顔像を見せながら、
と言って顔像を見せたら「プッ」って言って顔を背けたんです。
笑った、、、ソーマ君が笑ったぞ!
とおちゃんが言うと周りのクラスメートが一斉にこっちを見て「うそ?」って顔でソーマ君を見ました。とおちゃんはそこですかさず「ジョリアル、ジョリアル」と連呼。
ソーマ君は堪え切れず吹き出してしまいました。それを見た他のクラスメイトも、
「ほんとだ、ソーマ君が笑ってる!」
と驚いて、中には拍手する人や、泣き出す人はいませんでしたが、ある意味感動した瞬間でした。
ソーマ君の顔像を見ると、その時のことを思い出します。ソーマ君元気だろうか。その日以降ソーマ君は他のクラスメイトとも話す様になり、クラスにも打ち解けるようになりました。
そんなソーマ君の顔像が今も実家にあり、とおちゃんを見守っています。
でも何で取ってあるんだろう?
顔だから親も捨てづらいのかな。
そういえば兄が作ったと思われる、知らない人の顔の石膏像も置いてあるな。
なんでだろう?
夜のソーマ君は怖いです。
とおちゃんねるでした。