【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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母子家庭vs父子家庭。男は弱い生き物か?

どうも、とおちゃんです。

とおちゃんは仕事柄母子家庭の方と接する機会があります。なんの仕事かは伏せさせていただきますが、いろんな方の相談を受けたりしています。

母子家庭のになった経緯は人それぞれで、色んな理由がありますが、母親として子供を守るために決断をされた方がほとんどです。旦那の浮気は当たり前、それに加えてDVであったり、借金であったり、家にお金をいれない、子供への虐待など旦那側に圧倒的に非があるケースが多いです。生活のため、子供を守るためには、離婚せざるを得ない状況まで追い詰めれれてのことなので、それはしかたないことだと思います。

しかしそういったケースでは旦那が離婚を拒む場合が多く見られます。旦那が精神的にも経済的にも妻に依存していたり、自分は悪くないと思っている、体裁が悪い、プライドが傷つけられるなどの理由から離婚を拒否するようです。

そういった家庭の場合、離婚となるとほとんどが母親が子供を引き取るケースが多いため、母子家庭が父子家庭に比べて多いわけですが、稀に逆パターンがあります。母親側に浮気、借金、ギャンブル依存やアルコール依存などの問題があって、父親が引き取った方がよいと思われるケースです。

この場合も離婚を拒否したり、親権を譲らなかったりするケースも多く、裁判にまで発展することも多いです。しかし裁判になるといまだ母性優先の考え方が強く、母親に虐待の恐れがあるなどよほどの理由がない限り、父親が親権を取ることは難しいとされています。

なぜ父親ではだめなのか?

これが今回のテーマです。

 

 

1 母親(女性)の方が強い

 よく言われるのは、女性の方が痛みに強いということ。出産の痛みは男性では耐えられないと。もし男性が出産したら痛みで死んでしまうとも言われています。その痛みに耐えて子供を生むわけですから、母親になった時点でそうとう強いわけです。痛みということだけでなく、精神的にも強くなっていると思います。10ヶ月も自分のお腹の中で育てているので、出産時だけでなく妊娠中も苦労しています。毎日お腹の中の子を気にして、食事や体調に気を使い、お酒やタバコもやめて、でもギリギリまでは仕事や家事もこなすわけです。恐ろしい忍耐力です。それもすべて生まれてくる子供のため、そうやって母になる準備をしているわけですね。

男はそれを経験できません。妊娠も出産もできません。そして生まれてからも、母乳であれば母親しか育てられないわけです。生物学的に女性の方が、子供を生み育てるのに適した身体であり精神力、忍耐力が男性より強いのではないかと思います。

 

2 男は弱い生き物である?

 そこへいくと男は弱いです。身体的、肉体的には女性より強いですが、精神的には弱い生き物だと思います。これはとおちゃんの経験上思うことでもありますが、父子家庭になったとき、まず不安の方が大きかったです。自分に娘2人を育てていくことができるだろうか?経済的にはなんとかなるが、精神的に乗り越える自信がありませんでした。男は不安が先にきてしまうようです。もちろん女性も母子家庭になるにあたって不安はあると思いますが、不安よりも先に、自分がなんとかしなければ、子供を守らなければという思いがくるのではないでしょうか。なので離婚してもすぐに行動ができる人が多い気がします。そして離婚後もたくましく生活している母子家庭の方が多いような気がします。あくまでも割合の問題で、中にはメンタルが傷ついて何もできなくなってしまう人ももちろんいますし、神経を張ってがんばっているだけで、本当は辛くて今にも倒れそうという人の方が多いのだとも思います。

でもやはり女性の方が子供を育てるというか守ろうとする意識が強い気がします。もちろん男性も子供を守りたいと思っていますが、不安が強くなると逃げ出したくなってしまう時があります。性格の不一致など相互に非がない場合でも母親が子供を引き取るケースが多いのは、男が自分一人で育てるのが不安でビビっているからだと思います。男は臆病でビビりな心を、威張ったり力で威圧することで隠そうとする、どうしようもなく弱い生き物なのかもしれません。

 

3 母子家庭か父子家庭か

  生物学的に見て肉体的には男性の方が強いが、精神的には女性の方が強いのだとすれば、子育ては精神面での苦労が大きいので女性の方が向いているとも思えます。たいていの場合、子供がいて離婚となると、男性は逃げる、女性は守るといったパターンが多いですよね。しかし、最近はそうでもなくなってきているようで、女性も社会進出が進んで、経済的に男性に頼らなくても自立できるようになっています。もちろんまだまだ男性優位の社会で、女性の雇用促進はこれからの働き方改革にも盛り込まれている事案なので、十分ではないですが、一昔前に比べれば自立しやすい状況になってきています。そうなるとお互い正社員で働いていて離婚する家庭の場合、経済的にはどちらが子供を引き取っても育てられるわけで、後は家事や育児の面で不都合なくできるか、周りのサポートがどれだけ受けられるかなどの要素が重要になってきます。子供のためにどちらが良いのか?

正直言ってとおちゃんにはわかりません。今の時代、母子家庭でも父子家庭でも同じような気がします。子供は母親が育てるべきだとか、母親の方が子供が安心できる、女親の方が細かい気配りができるといったことは今の時代当てはまらないような気がします。昭和の母親のほとんどが専業主婦で、母親が子供を育てるのが当たり前だった時代とは違うんですよね。女性も社会進出して男性と同じように働いて、責任あるポストに着くようになってますから、男性の育休とか、イクメンなんて言葉も、時代を現しているわけです。

どちらが子供を育てるか。子供が未熟でどちらか選べないのであれば、あとは親の気持ちですよ。どうしても自分が育てたい、子供の側にいて、子供の成長を見ながら生活したい。そういう気持ちの強い方が育てればいいんです。気持ちが強いってことは、きっと子供の気持ちを大事に考えているってことだから。

 

4 まとめ

 歯切れの悪い書き方をしたかと思いますが、今回の記事はあくまでとおちゃんの主観なので、賛否両論もあるかと思います。残念ながら、最近のニュースでもあるような虐待事件もあり、どちらの親も育てられないケースもあります。

いやもうね、親でなくてもいいんです。祖父母でも親戚でもなんでも気持ちのある人が側にいてくれれば、子供は育つような気がします。とおちゃんは子供を引き取りました。でも不安です。いろんな人の支えでなんとかもってます。逃げるわけにはいきません。常に気持ちを持ち続けていけるようがんばりたいと思います。

 

                    

とおちゃんねるでした。