本格的な梅雨に入り、雨が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
どうも、とおちゃんです。
とおちゃん家はキャンプが好きで、毎年数回キャンプに出かけておりました。昨年は離婚問題でゴタゴタしていたので、上の子と行った1回のみ。下の子はその日保育園のお泊り保育だったため、一緒に行けませんでした。もともと登山や釣りやキャンプなどアウトドアが好きで、子供が生まれる前から行きまくっていたのですが、子供も一緒に行くようになると、家族でキャンプが夏休みの定番になっていました。
昨年離婚のゴタゴタがあり、夏休みはとおちゃんの実家の新潟に行ったくらいで、家族旅行がほとんどできなかったので、今年はいっぱい連れていってあげたいと思っています。特にキャンプは子供たちも大好きで楽しみにしています。
しかし、父子家庭になって困ったことの一つがこのキャンプです。まず大人一人で子供をキャンプに連れていくことがなかなか大変。荷造りにテント建て、食事の準備等やることがいっぱいあります。今までは分担できていたものが、一人で全部やらなければいけません。上の子は手伝ってくれますが、完全にまかせることはできないので、最終的にはとおちゃんが全部やることになります。
まあそれはでもなんとかなります。問題はお風呂です。今まではキャンプに行ったら温泉に入るのがセットで、毎回キャンプ場の近くの温泉に入って帰るのが定番でした。今まで入った温泉は数知れず、実はかなりの温泉マニアでございます。しかし温泉に入るとなると、娘と一緒に入ることができないんです。マニア好きの混浴温泉ならいざしらず、普通の日帰り温泉は男湯と女湯に分かれているので、当然とおちゃんは男湯、子供たちは女湯に分かれて入らなければいけません。幼児の頃は一緒に男湯に入ったこともありましたが、もう小学生となると娘を男湯に入れるわけにはいきません。さすがに小学生だけで女湯に入らせるのは、転んでケガしたりのぼせて倒れたり何かあった時に対応できないし、他のお客さんに迷惑をかけたりしないか心配です。親の責任として、やはり中学生に上がるくらいまでは、子供だけで温泉に入らせるのは良くないと思っています。
なので去年上の子とキャンプに行くにあたって非常に悩みました。キャンプで汚れた体を温泉で洗い流してサッパリして帰りたいじゃないですか。むしろ自分はキャンプ当日も温泉に入りたい人なので、本当はキャンプ初日にテントを建てた後、温泉に入ってゆっくりお酒を飲みながらご飯を食べるのがいいんです。そして次の日も、撤収してキャンプ場を出た後帰る前に温泉に寄って帰る。今までそういうスタイルできたので、温泉に入らず帰るなど考えられないのです。
そこでとおちゃんは考えました。そうだ、貸し切り風呂があれば子供と一緒に入れるではないか。キャンプ場近くに貸し切り風呂のある日帰り温泉はないものかと。むしろキャンプ場はどこでもいいから、貸し切り風呂のある日帰り温泉をとにかく探して、その近くでキャンプしたらいいじゃん。
しかしこれがなかなかないんです。貸し切り風呂って旅館やホテルにはある所が増えていますが、そもそも日帰りをやっていなかったり、客室露天風呂付の個室になって料金が高かったりする。しかも予約制であるところが多く、キャンプだと何時に行けるかわからないので使いづらいんです。理想としてはよくある日帰り温泉施設で貸し切り風呂もありますよ、予約制ではなく空いていればいつでも入れますよ的なところがいいんです。わがままですよね(笑)
でもね、探しに探してようやく見つけたんです。理想の日帰り温泉を!
それがここ、群馬県水上の奥にある、湯の小屋温泉「龍洞」さんです。
こちらの温泉、温泉テーマパークと称しており、なんと貸し切り露天風呂が18ヶ所もあるんです。露天風呂は広さも湯舟の形も様々で、20人くらい入れそうな広い露天風呂から、壺型や桧の湯舟、半露天であったり、竹をあしらった浴室のお風呂など色んな種類のお風呂があり、しかも全て貸し切りで利用できます。まずフロントで入浴手形を買い、中に入ります。敷地内の18ヶ所の露天風呂好きなところに入ることができます。すべて貸し切りのため、誰かが入っている所は札がかかっており、中から鍵がかかるので、他の人は入ることができません。システムとしては、お風呂エリアの入口にお風呂の名前が書いたボードがあって、空いているお風呂の札がかかっているので、入りたいお風呂の札をそこから取って、そのお風呂に行き浴室の入口に札をかけて使用します。予約も必要ないので、好きな時間に行って好きなだけ入ることができます。
昨年上の子とキャンプに行ったときに利用させてもらいました。まさにとおちゃんの理想の温泉でした。子供と一緒に入ることができる上、露天風呂がいずれも最高に気持ち良く、すべて貸し切りのため気がねなく楽しむことができました。上の子も大変気に入ったようでまた来たいと言っていました。その時は18ヶ所あるうちの5~6ヶ所しか入れませんでしたが、たくさんあるので1日では入りきれないと思います。値段はそこそこしますが、テーマパークだと思えば安い方。とおちゃんにとってはいろんな種類の湯舟が楽しめて、子供と水入らずでゆっくりできて癒されたので大満足でした。
さて、今回のテーマでもある父子家庭と娘の問題。他にも女性ならではのこととか問題はたくさんあるのですが、当面の課題として、お風呂やプール、トイレなど男女で分かれなければいけない場面をどう乗り切るかなんです。これは父子家庭の娘だけでなく、母子家庭の息子にも同じことが言えると思います。
子供がまだ小さいときはいいのですが、小学生になると親子でも男女別にしなければいけないことが増えてきます。うちは下の子はもう一人でトイレに行けるので、トイレ問題は大丈夫なのですが、仮にトイレの中で何かあったとき、なかなかトイレから出てこなくて心配な時でも、とおちゃんは女子トイレに入ることができないんです。入った瞬間悲鳴を上げられて侮蔑の目で見られ、変態として警察に突き出されるわけです。なので、通りがかりの女性に声をかけて、「娘が一人でトイレに行ったけどなかなか出てこないので見てきてもらえませんか?」とお願いするしかありません。
次にプールの着替え問題。先日サマーランドに行ったとき、行きは水着を着ていったのでいいのですが、帰りは濡れた水着を着たまま帰るわけにもいかないので、しかたなく子供たちだけで更衣室で着替えさせました。上の子(小5)が一緒なので大丈夫なのですが、やはり何かあったときに中に入ることができないので心配です。入ったら最後、トイレ以上に悲鳴が飛び交い、何人もの警備員に取り押さえられ、後ろ手に回されることでしょう。なので子供には何かあったら近くにいる人に声をかけなさいとは言ってありますが、親として他の人に迷惑をかけてしまう前提でしか考えられないのはなんだかふがいなく感じてしまい、こういう時は母親だったらなとかって思ってしまいます。まあ父子家庭や母子家庭でなくてもこういう問題は起こりうるわけで、そんときはそんときで対応するしかないのですが、なんだかね、心配性になってるんですかね。
温泉問題は上に書いたように、貸し切り風呂を利用すれば解決できますが、数が限られるので、温泉好きにとってはダメージが大きいです。東京都の条例では確か10歳以上の男女の混浴は、例え親子であっても禁止されています。つまりとうちゃんは東京都内で上の子とは一緒に温泉に入れないのです。貸し切り風呂でもだめです。あきる野市にある「瀬音の湯」には貸し切り風呂があるのですが、この条例によりとおちゃん家は一緒に入ることができません。
父子家庭であっても母子家庭であっても、子供が小さいうちは一緒に温泉に入りたいものです。そのうち一緒にお風呂も入ってくれなくなるわけですから。旅先で一緒にお風呂に入った思いでも残したいですよね。
まだまだいろいろと問題は山積みですが、1つづつ少しずつ解決できればいいなと思っております。
温泉入ってゆっくり寝たい。
とおちゃんねるでした。
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