とおちゃんねる

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信できたらと思ってます。

親父からの手紙

どうも、とおちゃんです。

とおちゃんの家の近くを川が流れており、渓谷になっているため渓流釣りを楽しむことができます。3月9日がその川の釣りの解禁日でした。

とおちゃんの父親が昨年の解禁日にそこで釣りをしてたくさん釣れたもんだから、今年も釣りたいと言っていて、解禁日に合わせて来ていました。

釣りの結果は散々で、去年は10匹くらい釣れたのに1匹しか釣れませんでした。親父は落ち込んでいましたが、とおちゃんは4匹釣れたし、久しぶりに釣りができて楽しかったです。

親父は釣りの後もしばらくいて、家の庭の手入れとかを手伝ってくれました。実家では庭師のしごとをしており、その手の作業はお手の物なんです。

親父が来て3日目くらいに、とおちゃんが仕事から帰ってくると、家の裏に大きなプレハブの倉庫が建っていました。なんだこれはと思い親父に聞くと、買ってきて組み立てたと言います。

以前から叔母が欲しいと言っており、親父が来たら建ててもらうと言っていましたが、いきなり建っていたので驚きました。

その倉庫に何を入れるつもりなのか聞くと、とおちゃんのキャンプ道具やらを入れると言うではありませんか。とおちゃんはそんな話は聞いていません。

今キャンプ道具は家の中の物置にしまってあるのですが、外に置くとカビが生えたり、劣化してしまうのが嫌なので外の倉庫には入れたくありません。

親父の話を聞くと、どうも叔母の部屋の荷物が多くて狭いため、荷物を整理したいがスペースがない。物置に置いてあるキャンプ道具を外倉庫に入れれば叔母の荷物が物置に仕舞えるからという理由らしい。

ちょっとまってくれ。叔母の荷物を整理したいからとおちゃんの荷物を追い出すのはどうなのか。とおちゃんだって大事にしているもんなんだよ。叔母の荷物を外倉庫に入れるなら何の文句も言わないが、とおちゃんの荷物を入れるならまず相談しろよ!と思うわけですよ。

勝手に決められていることに腹を立てたとおちゃんは、親父に文句を言いました。

「何勝手に決めてんだよ!俺だって大事にしてるもんなんだから勝手に決めるんじゃない」って。

親父は気が弱く、昔から強い母親の言いなりになっていました。うちの母親は誰彼かまわず自分の意見を押し付けて言いなりにしてしまう人で、上から目線で強く出る毒の強い親なので、昔からとおちゃんとぶつかっていました。

その母親の言うなりになっている父親のことをとおちゃんは少し軽蔑していました。正直、傀儡政権かよ!って思ってました。

今回のことも母親がとおちゃん家に来たときに思ったことを父親に伝え、それを父親が真面目に実行しに来ただけなんです。もちろん叔母の意図もありますが、母親は叔母をも手なづけているため、ほぼ母親の意見から実行に移されていることは間違いないです。

そういう裏が垣間見えるので、余計にとおちゃんは反発してしまいます。母親の言いなりになって勝手なことしてんじゃねーよ!って。

なので本来親父に言っても仕方ないことなのですが、仕事で疲れていたのでストレスが溜まっていて、強い口調で親父に文句を言ってしまいました。

親父としては母親と叔母に言われたからやっただけなのに文句言われてかわいそうと言えばかわいそうなんですが、そういう親父のこともイラついたというか、自分の意見を持たない父親に対して幻滅してしまいました。

親父は何も言いかえしてこなかったので、喧嘩とまではいきませんでしたが、その後はなんだか気まずくなり、親父が帰るまで会話はほとんどありませんでした。

それから2日後くらいに親父は実家に帰ったのですが、帰った後なぜかとおちゃんの飲んでいる薬の袋に、親父からの手紙が入っているのに気づきました。

思い起こしても親父から手紙をもらうのはたぶん初めてのことです。母親から手紙をもらったことはありますが、9割小言でした。

だからたぶん小言が書かれているであろう親父からの手紙を恐る恐る開けて見ました。

するとやはり予想通り8割方小言だったわけですが。

一つに叔母に対して、もっと叔母を労れ、叔母と話をしろといったもの。2点目は子供に対して、もっと子供とコミュニケーションをとれ、子供に家の手伝いをさせろといったもの。父子家庭としての自覚を持てだとさ。

うちの母親が前に全く同じようなことを言ってたので、それをそのまま言われた感じ。余計なお世話だと思うし、とおちゃんだってがんばっているということをいくら言ってもわかってくれないのであきらめてます。

3点目に、倉庫の件について、少し家の中を整理することでモヤモヤした気持ちが整理されるし、過去の嫌な思い出もスッキリするんじゃないかと思ったとのことでした。

うーん気持ちはありがたいんだけどやり方が。それならそう言ってくれればいいのに、どうして勝手にやってしまうのか。

そして最後にとおちゃんの身体について、

「たくさん薬を飲んでいるようだが、大丈夫か?」

薬の袋に手紙が入っていたので、何の薬を飲んでいるかもわかっているのでしょう。

「自分一人で生きてるわけじゃない、いろんな人に助けられて生きている。何でも話して助けてもらいなさい。気持ちも晴れると思います」

 

「そして少しバカになりなさい」

「気持ちが楽になるから」

 

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ほとんど小言だったので適当に流し読みしていましたが、この最後の言葉が頭に残りました。

「バカになれ」

初めてもらった親父からの言葉が心に沁みました。

                  

少し泣いてしまいました。

とおちゃんねるでした。