どうも、とおちゃんです。
2月はバレンタインシーズンです。そして娘を持つ親にとってこのバレンタインはやっかいなイベントです。
例にもれずうちの娘たちも手作りチョコを作ると言いました。
父親として誰にあげるのか確認しないわけにはいきません。
すると二人とも誰々ちゃんと~、誰々ちゃんとー、数名の名前を挙げていくのですが、男の子が一人も含まれていない。
「え?男の子にはあげないの?」
「あげないよー、友チョコだもん」
「友チョコ?本命はいないの?」
「いないよー」
そう言って上の子が挙げた友チョコをあげる人数が20人!
多すぎるだろ!20人分作るのかよ!
というかバレンタインってそういうんじゃないんだよ。
本当は女の子から男の子に愛の告白をするっていう神聖なイベントだったはずなんだ。好きな男子にチョコを渡して告白する。
「ちょっといい?」
「ん?なんだよ?」
「話があるから放課後体育館の裏で待ってるから」
「え?、なんだよ、、おい、、、、」
<放課後>
「なんだよ話って?」
「今日何の日か知ってる?」
「え?あー、今日なんかの日だっけ?」
「はい、コレ」
「ん?なんだよこれ?」
「今日はバレンタインだから、、、」
「え?あっ、そ、そうか。え?でも何で俺に?」
「あげるってことはそういうことでしょ」
「どういうことだよ?」
「もう、最後まで言わす気?あんたのことが好きってことよ!」
走り去る彼女。あっけにとられて見送る彼。
プレゼントの箱を開けるとハート形の手作りチョコが。
少しかじるとほろ苦く、ほんのり恋の味がした。
こういうのがバレンタインだってクドクドと説明したんですが、
「キモッ」
の一言で聞いてくれませんでした。
おかしいな、いつからこうなちゃったんだろう。とおちゃんが子供の頃はバレンタインが近づくとソワソワして、好きなあの子からチョコもらえるかな?とか、誰かにあげるのかなとか気になったもんでした。
バレンタイン当日なんていつ告白されるか無駄にソワソワしたり、下駄箱や机の中にチョコが入ってないか無駄にドキドキしたりしてましたよ。
それが今の女子たちの間でバレンタインは、友チョコと称して友達同士でチョコを渡し合うイベントに変化してしまっている。
なんとも残念なことです。世の男子は期待してもバレンタインに告白されることは皆無に等しいと知らなければいけません。
さて、あーだこーだ言ってもバレンタインのチョコ作りは手伝わなければいけないんです。しかも上の子と下の子で作りたいチョコの種類が違うので2回作ることに。数も多く時間もかかるので2日に分けて作ることになりました。
1日目は上の子。チョコブラウニーを作ります。今年はできるだけ一人で作ってもらおうとなるべく手を出さないようにしました。
チョコをレンジで溶かしてバター、卵、砂糖、小麦粉を加えて混ぜて焼く。けっこう面倒な作業ですが、がんばって一人で作っていました。
普通のチョコブラウニーと
ホワイトチョコを使ったブラウニーの2種類作りました。
人にあげるものなのでいちおう毒味をしましたが、おいしかったです。
2日目は下の子。
下の子は単純にチョコを溶かして型に流して固めるだけなので簡単です。
アラザンやスプレーチョコで飾り付けをして完成。
最後にかわいくラッピングをしました。
上の子はさっそくお友達に配りに行きました。20件お家を回って配ってきたそうです。そこまでしないといけないのかね。
とおちゃんは友チョコ制度反対派ですが、もらったのにあげないと悪いとか色々あるんでしょうね。女の子ってめんどくさいですね。
いやあ、バレンタインって大変です。なんだか昔と違って女の子同士が楽しむイベントになっていて男の子は置き去りになっちゃってかわいそうですよね。
それでいてホワイトデーはもらいたいとか言っちゃって困ったもんです。
昔みたいな告白も見てみたいんですけどね。
娘の告白は複雑な心境ですが、、、。
とおちゃんは今だにバレンタイン当日は
デスクの引き出しを入念に確認します。
とおちゃんねるでした。