【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

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なぜ父子家庭になったのか、いまだにわからない。その2

とおちゃんは元妻の不貞が原因で離婚しました。

しかし離婚の原因はそれだけではないと思っています。

元妻は離婚に向けた話し合いの際、

「夫婦としてはすでに終わっていた」

「あなたは私のことに無関心だった」

と言っていました。確かにお互い男女や夫婦というより、子供の父親、母親としてしか相手を見ていなかったのだと思います。

でもね、それはお互い様で、だからといって浮気していいということにはならないわけですよ。愛情が感じられずに苦しんでいたのならば、浮気する前に話し合って改善すべきなんです。

夫婦として終わってるっていうのは自分も感じていました。ぶっちゃけ下の子が生まれてから6年間セックスレスの状態でした。そこに至るには色々な葛藤があり、お互いが求めることをあきらめてしまったのだと思います。自分の中では夫婦というより家族であるという意識が強く、もう男女という意識は薄れていました。ただそこに危機感はかんじていて、さすがに何年もセックスレスが続いているのはまずいなと思っていました。でも気がついた時にはもうそういう雰囲気にならない、そういう雰囲気が作れなくなっていました。

下の子が生まれて子供が二人になったことで、家事育児が大変になりました。仕事をしながら保育園の送迎や家事をする元妻の大変さがわかるので、自分も家事育児でできることはやるようにしました。

しかし二人目が生まれたのと同時期に東京の田舎町に家を建てたため、自分の通勤時間が片道2時間近くかかるようになり、家事育児を変われる時間が少なくなってしまいました。いわゆる元妻のワンオペ育児になってしまったため、自分は申し訳ない気持ちになっていました。そんな状況で疲れた妻にセックスを求めることができなくなり、自分もその時期仕事内容がハードな職場に異動になって、往復4時間の通勤も相まって疲れてしまっていました。

そんな日々が続き気付けば6年セックスレス。それでも家族としては平穏で、毎年のようにどこかへ旅行したりキャンプに行ったり楽しく生活していたと思います。平日が大変な分、休日は家族で楽しむようにしていました。

夫婦としては終わっていたかもしれませんが、家族としてはうまくいっていた。自分はそう思っていたし、それでもいいのかなと思っていました。どこの家庭でもそうだと思いますが、子供が生まれると子供中心の生活になり、自分のことは2の次3の次になりがちです。どんなに仕事で疲れていても育児は休みがなく、休日も子供を遊びに連れていったり、買い物に一緒に行ったりと常に一緒。自分の自由な時間が取れません。平日は元妻に任せっきりになっている負い目もあって、休日はできるだけ自分が子供の面倒を見るようにしていました。

しかし自分も毎日の通勤や仕事のストレスで疲れきっており、子供の面倒を見きれないときがあり、とにかく休みたい時は子供だけで遊ばせたり、DVDを見せているだけの時もありました。そのうち休日なのに自由に過ごせないことや、一人で出かけることを我慢していることに不満を感じるようになっていました。

休日は自分が子供達を見るから、元妻には自由にしていいよという気持ちでいましたが、元妻が家にいるときは家事をまかせてしまうことが多く、結局元妻の負担が減っているわけではなかったと思います。

それがある時から急に、休日にでかけることが多くなり、夜遅く帰ってきたり、飲み会が増えたなあと思っていたら浮気していたわけです。こちらとしたら元妻のことを信用していたし、少しでもストレス解消して楽になってもらえたらという思いでいたのに裏切られた形になり、とてもショックを受けました。

おそらく元妻の中ではもうとっくに夫婦関係は終わっており、子供も大きくなってきて手がかからなくなってきたし、自由な時間が取れるようになったタイミングで浮気相手と出会い、好きになってしまったということかと思います。

なんだかこう書いていると、お互い自分勝手に考えて、話し合うこともせず、自己中な結論をだしていたんだなあと思いました。そしてその煽りを受けたのが子供たち。

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「バカな親でごめんね」

 

もっとよく考えて、ちゃんと話し合っていれば、子供達を片親にすることもなかったろうに、、、。

ほんとバカな親です。

 

なぜ父子家庭になったのかはわかりません。離婚するにあたり色んな選択肢がありましたが、当時は家を売って、仕事も辞めて、子供と一緒に新潟の自分の実家に帰るつもりでした。実際家も売りに出したし、職場の上司にも辞めるかもしれないと相談していました。しかし自分の叔母が一緒に住んでくれることになり、家も売らず、仕事も辞めず、子供達の生活環境も変わらずに済みました。叔母には本当に感謝しています。

今の状況を考えると、子供達にとっては母親がいないこと以外生活に変化がなく、不安定になることもなく今まで通り落ち着いて過ごせているので、結果的にはベストな選択になったと思います。母親と一緒に出ていけば、転校して友達と別れなければならなかったり、経済的にも苦しくなっていたため、子供にとっては今の方がよかったと思います。

元妻と子供が今の家に残り、自分が出ていくという選択肢も考えたのですが、なぜ浮気された自分が子供と離れ離れになり、家も失い、出て行ったあげく養育費を払わなければいけないのかと考えたら納得がいきません。一人になることで自由に生活できるし、職場近くに住めば通勤時間も少なく楽になるメリットも考えましたが、子供がいない生活に耐えられないし、子供の成長を側で見守ることが自分の生きる糧になっていたのでその選択はできませんでした。

何度も考えて悩みました。子供は母親と暮らしたほうが良いのではないか。父親では細かい配慮ができない、包み込む優しさが足りず、甘えたい時に甘えられないのではないか。色んな葛藤があり、すごく悩みました。今でも自分の判断は正しかったのだろうかと疑問に思う時があります。

ただその時は自分が引き取って育てたいという強い思いと、覚悟を持っていたのだと思います。だからこそ元妻も納得して子供をまかせることができ、父子家庭になったのだと思います。

 

                          

眠いので父ちゃん寝る

とおちゃんねるでした。