【父子家庭ブログ】とおちゃんねる!

娘2人の父子家庭の日記です。父子家庭ならではの悩みや日常を発信していきます。

MENU

運動会はエンターテイメントだ!

前回に引き続き運動会ネタです。

 先日子供の小学校の運動会がありました。朝4時に起きてキャラ弁を作り、9時の開会式に合わせて学校に行くと、すでに前の方の観覧席はシートやキャンピングチェアで埋め尽くされていたので、後ろの方の木陰のあるところに場所を確保。どうせ自分はビデオ撮影で席にはいないので、叔母に居てもらいビデオを取りやすい位置に移動。都心の学校では朝早くから場所取り合戦が繰り広げられていると聞きますが、ここは東京の田舎なのでそこまでしなくても十分に観戦せきるスペースは確保できました。

 下の子は今年入学したばかりの1年生。初めての小学校の運動会に緊張した面持ちで参加していました。

 最初の競技は1年生の50メートル走。基本的に観覧席と競技スペースはロープで仕切られており、グラウンド内に保護者は入れないのだが、徒競走の時は走る学年の保護者に限り、ゴール前の撮影スポットが解放されグラウンド内で撮影できる。そのため、事前に学年だよりで子供の走る順番やコースをお知らせされており、各保護者は自分の子の走る順番とコースをチェックして、そのコースのゴール前で撮影できるように配慮されています。

 うちの子は一番最初に走る組で、1コースだったためわかりやすく、1レース目の子の親が撮影スポットの一番前に、2番目の親がその後ろにといった具合に、走る子供同様に親もその順番で並ぶというおもしろい構図ができあがっていました。要するに自分の子が走るコースのゴール地点に撮影する親が並び、自分の子が走り終わったら次の親に場所を譲るという流れが自然にできていました。

 ちなみに下の子は初めての運動会の徒競走で2位でした。1位とほぼ同じだったのでくやしかったですが、よくがんばりました。

 それから上の子の100M走も同様に撮影して午前の部は終了。上の子は競技準備の係で自分の競技がなくても働かないといけないので大変そう。そんな様子もカメラに収めていたらふいに去年の運動会を思いだしました。

 去年の運動会はまだ父子家庭ではなく、ちょうどゴタゴタ揉めている真っ最中だったので、とにかく運動会どころではなく辛い思いをしました。あれから1年経つのかと感慨深くなってしまいました。そのへんのことはまた別の機会に書くつもりです。

 さて、午後になると競技もがぜん見応えのあるものになってきます。全校生徒の大玉送りに始まり、いよいよ上の子の5年生による組体操が始まりました。連日の学校での練習に加え、家でも練習していたので、なんとか失敗しないように最後までやり遂げて欲しいと思い見てました。うちの学校は毎年5年生が組体操をやるのですが、毎年見ていて自分の子が出てなくても感動するものなのです。子供達のひたむきさや、仲間を信頼する姿、日々の努力の成果が良く見えて毎年感動を覚えていました。そして今年は我が子の番。今年の組体操のテーマはFlowerということで、花をイメージした組体操を披露。うちの子も上になったり下になったり、その表情は真剣でとても輝いていました。母親がいなくなって、心に大きな傷を受けただろうに、それを普段見せることもなく、明るく過ごしている上の子は、本当は色んなことが不安でしかたないんだと思います。でも妹がいるし自分がしっかりしなければとがんばってしまう優しい子。そんなことを思って見ていたら自然と泣いていました。

 組体操は危険だということで数年前から止める学校が増えていますが、うちの学校もそういう話は出たそうです。以前は全員で大きな5段6段のピラミッドを作っていましたが、最近は危ないからという理由で大がかりなものは作らなくなりました。大きなピラミッドが完成したときの感動はすごかったので、なくなったのは残念だなと思っていましたが、そのぶん趣向を凝らした内容にしており、組むスピードを早くしたり、大きな動きをつけたり、大きな布を使って花を表現してみたりと色々工夫がされていて、見ている人を飽きさせない内容になっていました。

 他の学年の演技でもキレッキレのソーラン節や逆転劇のリレーなど見応えがありおもしろかったです。運動会はエンターテイメントだ!

 ドローンがあれば上から撮影したり、走る子供と並走して撮影できるのになって思ったけど、速攻で禁止されるよね。さすがにやる人はいないから、「ドローンでの撮影はお止めください」なんて注意書きはないけど。そのうちそんな人も出てきそう。

                          

 

夜も更けたので父ちゃん寝る

とおちゃんねるでした。